分子結合力が紫外線より強い。
フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は、色あせの要因となる紫外線エネルギーを 上回る安定した結合エネルギーを持つため、一般的な塗装鋼板より外壁材を しっかりガードすることができます。
フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は、色あせの要因となる紫外線エネルギーを 上回る安定した結合エネルギーを持つため、一般的な塗装鋼板より外壁材を しっかりガードすることができます。
強い陽射しや熱、雪、長雨などの過酷な自然環境にさらされる外壁材。
一般的に約5∼7年程度で表面の塗膜が劣化し塗り替える必要があるといわれています。
同シリーズは、紫外線に強いフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板なので、10年間という長期の変色・褪色保証を実現しています。メンテナンススケジュールについてはP.43をご覧ください。
一般的な鋼板とフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板の鋼板裏面温度を 比較すると約10℃の温度差があり、「センターサイディングプレミアムシリーズ」 が屋内温度の上昇を大幅に軽減する効果が見込めます。
フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は
一般的な鋼板と比べて日射反射率が
高く、太陽エネルギーを吸収しにくいことがわかります。特に濃色の
ブラックとブラウンの2色では、高い効果を発揮します。
安心と快適のために
センターサイディングの重量は、モルタルの約1/10です。
住宅構造が同等の場合、地震の影響を受けにくくなり、建物への負担を軽減します。例えば3階建ての住宅を、それぞれの構造別に比較すると、軽い木造住宅ではわずか14トン程度の地震力しか受けないのに対し、重い鉄筋コンクリート造住宅では、木造住宅の5倍近い約70トン程度の地震力を受けているとされます。
センターサイディングは、片側を固定し、他方をかん合する形式です。これにより地震の揺れによる外壁の変形を、かん合部のスライドで吸収し、地震の力を逃がします。センターサイディングは、モルタルやコンクリート造などのようにひび割れを生じることはありません。
センターサイディングは製品の厚みを18㎜に設定。芯材の硬質ウレタンフォームやイソシアヌレートフォームの高い断熱性能と、裏面材のアルミラミネート加工紙による輻射熱を反射させる機能が、抜群の断熱性能を発揮し、屋内の温度を逃がしにくく、快適な暮らしをサポートします。
センターサイディングは製品の厚みを18㎜に設定しており、より高い遮音性能を発揮します。また重ね張り工法によるリフォームの場合、壁が二重構造となり、外部からの騒音をさらに軽減します。
一般的な外壁材の場合、寒冷地では外壁材の表面に付いた水分が凍結と融解を繰り返し、基材の劣化(凍害)が懸念されます。センターサイディングは表面材に塗装高耐食GLめっき鋼板を使用していることで水分を吸水せず、凍害の心配がありません。寒冷地でも安心してご使用いただけます。
通気構法」とは外壁材の裏面に通気層(空気の通り道)を作り、湿気や熱を排出・乾燥させ、壁体内の結露を防ぐ構法です。同時に通気層を設けることで、冷暖房効率のアップにも繋がります。住宅の耐久性を向上させるとともに、快適な住環境を実現します。
※通気構法に対応する「共通付属部材」はP.145∼をご覧ください。